我が家の永遠の居候。猫のきゅーりさん。

ふてくされた顔


動物病院から電話がかかってきたのが、ちょうど1年前、ワンコのミラクルさんが天国に行って2ヶ月経ったくらい。
「もちろん断ってもらっていいですからね」という前提で、我が家で猫を預かってもらえないだろうかと打診された。公園で倒れているところを小学生たちに保護されて動物病院に連れてこられた。
猫エイズは陽性。病院で他の子と一緒に飼っていけない。てんかん持ち。発作が起きるので一生お薬飲み続けなければいけない。そしてなぜか歯が1本も無い。普通に飼い主を探すには厳しい子だ。
特別な事もいらないので、とりあえず居候させてもらえれば。。。みたいな話で、もちろん即決はできなかったけれど、数日我が家で話し合ってから、一旦病院に見に行く事にした。

初ご対面
初めましての病院のケージ。「きゃー、かわいー!」とは思えず(笑)まぁ、ちょっとみすぼらしかったからなぁ(笑)
でも性格抜群で、隣の患者(犬)にちょっかい出したり、好奇心満点な子だった。
帰ってから、旦那せんせに話しながら写真見せたりして、「どうしよっかー」って言ってたら、「よし、うちに来るか!」と言ってくれた旦那せんせ。ありがとう。早速連れて帰る事に。最初の1週間はお試し。私が猫アレルギーがあるのだ。好きなのに悲しい(笑)
でも全部の猫にアレルギーが出る訳では無いので、猫の何かにアレルギーがあるんだろう。。。子猫はことごとくダメだったりするけれど。

ケージ
亡きミラクル君とフォーチュンちゃんが使ってたケージ。てんかん持ちでいつ発作を起こすか分からないので、お留守番の時はケージ。少しでも過ごしやすいように準備。準備しながら「お試し期間な気持ちじゃないじゃん!」って自分でも笑っちゃった。
アレルギーがあまり出ないといいなぁって思いながらとりあえず受け入れ期間。不思議と私のアレルギー反応が起きなかった!これはすごく嬉しい。(まぁ、のちのち軽く出るは出るけど)そのまま我が家に居候することに。


運び込まれた頃、動物病院のお庭でキューリが育ってたので、「キューリ」と呼ばれてたお猫さん。そのまま「キューリ」の名前をいただいたよ。我が家に来たキューリさん。

今までいつでもデレデレの犬を飼っていたので、猫のツンデレっぷりには振り回されっぱなし(笑)もう大変!
振り回されるだけじゃなくて、超絶元気と思ってたら、いきなり発作が連発で起きたりして慌てる!
ツンデレのデレデレ期に私にべったりで、デレデレしてくれるのが嬉しくて私も一緒にデレデレしてたら、アレルギーで私全体が膨らんだり。。。そんな楽しく大変だったような日々から、あっと言う間に気づけば1年が経ちました。

我が家に来たのが6月の9日。我が家に来た日に、誕生日がないのでその日を誕生日にすることに。歯が無いので推定年齢も分から無い(歯で推定年齢を見る)ので、我が家に来た6月9日がキューリのキューで九歳。ということにした。
もしも実は若かったら、いつか化け猫並みな年齢になるかもだけれど(笑)

ふてくされた顔
ストレスが病気の引き金になるので、なるべくノンストレスを心がけるけれど、猫心は難しい。
4月に引っ越した時、環境が変わるの大丈夫かなー?って心配だったけれど、新居がすんごい居心地いいらしくて、ご機嫌すぎて見てると笑えるほど、「にゃん♡にゃん♡」とお喋りしながら歩き回ってる。そして今回初めて発作を起こさずに1ヶ月を過ごすという快挙も達成!このまま辛い発作が起き無いといいなぁ!

そんなこんなで我が家に居候としてやってきたお猫さん。居候どころか、もう我が家の中心でございます。
一生長々と居候しやがれ!どんだけでも長く居座りやがれ!と、本当に健康でいてほしいなぁとしみじみおもってます。

そして、きゅーりと遊んでる中、「もっと一緒にいてあげれたのに」とか、「いろんな所にもっと連れて行ってあげればよかった」などと、ワンコさんたちのことに関しては、後悔ばかりがこみ上げてきて、なんとも言え無い気持ちになるのでした。

決してワンコさんたちの代わりではないし、わんこさんたちへの罪悪感も消え無いけれど、このずうずうしい居候は、ちゃんと大事にこれからしばらく同居生活を続けて行こうとおもっているのでございます。


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