情報分析、市場調査の仕方 #かん味処 vol.6

情報分析、市場調査


ブログ更新するぞー!なぁんて思って早どれくら万年?!全然更新頻度は上がらないし、変わらず鈍化してる(笑)
10数年前なんて、1日2記事アップしてたのに(別プラットフォームで書いて移行もしてないからここには無い)。んで、毎日とは言わずとも、週に2回?少なくとも1回?とにかく「習慣を取り戻せー!」な感じで更新するつもりで、日常記事&備忘的勉強会の記事をコツコツ書いて行こうと思っていたのに、おやまぁ1ヶ月ぶりのブログ更新だぞ?勉強会は2週に1回。おやまぁそりゃ溜まるわけですよ。でも記憶の記録として、それでも追いつけ追い越せな感じでドバドバ書いていくつもりです。です(笑)

なぜ私が生産者向け産直茶屋かん味処に参加しているかは、いつかどこかでまた書きたいなぁとは思っているけれど、今も変わらず農家さんや漁師さんたちに混ざって、隔週で参加させてもらっている。たくさんの学びと刺激、そして課題を持ち帰っては、あーでも無いこーでも無いって考えている。1次産業に携わっていない私としては、即実行できる事は限られてはいるけれど、業種に関わらず使える内容も沢山あるし、何より一緒に勉強して一緒に考えたりする信頼できる友人が出来たのが一番大きな収穫かもしれないなぁと思っている。その人たちに何か出来る事をしたいなって思うし動けるし、やっぱり大きな主語を使って考えるより、手の届く範囲で出来る事を少しずつすることが、私にとっての最適な道筋で近道だなぁと実感するのです。

さて、今回の講座は「情報分析・市場調査の仕方」でございました。今回の講座は、自分の仕事に近いものがあり、難しい内容ではなかったのだけれど、聴きながら首がもげそうになるほどうなずいたり、「だよねー!」と思わず言いたくなる事も多く、やっぱり情報の大切さ、その使い方の大切さとコツ、そして感情だけで暴走する短絡的な行動の危険さを再認識した。人を突き動かす熱意や熱量はもちろん大事。でも熱意を持って何かを推進している人ほど、綿密に情報分析して方向性を定めて走っているように感じる。

FACT(事実)ベースの考え方

主観と客観
最初に大切な事が出てきた。「人はどれだけ遠ざけようと、主観から逃れられない。だからこそ、データや数字、事実をもとに考えることが大切」なのだ。
自分の経験や体験を社会のルールとしてしたがる人は多いし、数字やデータなどで判断するのは「冷たい」とか「人間味がない」などと切り捨てたがる人も多い。もっともらしく「冷たい」とかって理由を付けるけれど、それは単に苦手で見たくも聞きたくもないから目を逸らし耳を塞いでいるだけなのだ。まずは事実としてそれを受け入れてから(客観)、それに対してどう反応、対応していくか(主観)なのだ。
例で出されていた営業成績が悪い状態の時、どう言う形で部下と接するかと言うのは、部下に限らず色んな場面で出会すし、これが人間関係の相性そのものじゃないか(笑)
Leaderタイプ:「売上が悪いじゃないか!」と事実ベースで叱責する
Followerタイプ:「売上が悪いから、頑張ろう!」と事実を認めつつ、フォローする。
Ignoreタイプ:「大丈夫だよ!頑張ってるし!」と、事実を無視して主観(希望?)のみ
一番厄介なのはIgnonreタイプで、一見一番優しそうに思えるけれど、現実を受け入れないので、解決どころか話し合いすらできない。心当たりがありすぎて、「あぁ、主観的客観的と言われる現象って、こうやって説明できるのかぁ」と感心した。

国は無料の情報源

データや数字の事実をもとに考える事が大切なんだよ。と言う大前提があってのマーケティング調査。過去と未来に対する情報を把握すれば、現在するべき事が分かる。なぜ売れたのか売れなかったのか(過去)、何が売れるのか売れないのか(未来)。POSデータ(レジのデータ)はデータの宝庫だ。客数、客単価だけでなく、時間帯年齢別曜日別地域別などなどのデータを使ってスーパーは仕入れ予測ができる。ただ、農家などはそのデータを手に入れることは難しい。それでも、自分の生産物の販売データから、商品別、時期別、客層別など分かるデータから予測できることは沢山ある。私は販売データとは違うけれどデータ解析をしている時は、「データは嘘をつかない。あなたの声を聞いてあげる」とかって、科捜研の女ごっこをしているよ(笑)。データって本当に楽しいぃ!

データは大切ではあるけれど、購買の意思決定に関してはそれだけではないと言う話は面白かった。食品の科学分析は「それらしさ」はあるけれど、購買決定の後押しには決定的にならない。と言うのだ。ある卵で科学分析をした結果、コクを左右する苦味雑味成分が他の物より3.5倍多く「コク3.5倍」と書いてある。それが意思決定の後押しにどこまでなるかは微妙で、結局は「店長のオススメ」が一番強いって話だった。確かに!店長のオススメは強い(笑)

その他色々無料で公表されている統計サイトを教えてもらって、そしてそれがただの数値ではなく、そのデータが何を意味するのかを解説してくれて、これそこそこお高い有料セミナー内容だぞ!?という感じの内容の濃さ。今年はコロナの影響も濃く出ている年で、昨対が大きく変わっているけれど、自炊が増えたと言う事を調味料で「油」のデータから見るとか、ほえー!!!って凄い技が面白かった。全データ解説2時間とかずっと聞いていたいほど面白かったなぁ。

最後に

V-RESAS
最後に、すごい便利なサイトを教えてもらったので、こちらで共有。
V-RESAS

V-RESASは、地方創生の様々な取組を情報面から支援するために、内閣府地方創生推進室と内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が提供しています。

とのことで、ビッグデータが無料で開示されている。1日見ていても飽きない程のデータで、都道府県別で細かいデータをわかりやすくグラフで読み取る事ができるサイトだ。移動人口の動向、決済データから見る消費行動、POSで見る売上高動向などなど、これを読み解くとこの1年どんな時代でどんな状況だったか見えて非常に興味深い。興味ある人はぜひとも覗いてくださいませ。

さてさて、追い上げだぁ!今週末に2本はブログ書きたーい!(宣言の力なるか!?)


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