ポカポカのベランダで、大事に育てられ、純粋でとても美しく育ったカボチャ姫。「お母様、私ももう年頃よ!そろそろ広い世界を見たいわ」と言う事で、広い畑の世界へ行くことになりました。今考えると、彼女はまだ少し幼すぎた。外の世界を知らなさすぎた。
とは言いながら、畑に植えられたカボチャ姫。元気に育ちますようにと、彼女をきっと守ってくれるであろうコンパニオンプランツのネギという騎士(ナイト)を携えて。
そして、これも彼女を守ってくれるであろう敷き藁だ。姫の新たな新居はこうして快適なものになるはずだった。
それから数日技、突如日本中を襲う寒波。彼女にはもう守ってくれるマンションの玄関という場所はない。「あー、マジで死ぬかと思った。殺す気!?」というキレた声が聞こえたとか聞こえなかったとか。
そして週末、何とか生存確認出来ました所で、キレる姫に平謝りの上、トンネルをご用意致しました。100均のでっかい不織布を風の中ちょきちょき切るのは中々大変だった。ちょっと大きすぎたので、「折ればいっかー」と、2重になってしまったけれど、これがホントにヤバかった。
100均の不織布って、結構目が細かい上に、新しいと特に水を結構弾くんだよね。。。
今週末様子を見たら、もうキレる元気もない程に瀕死状態。「ぎゃーー!!!姫ぇー!!!」と超絶焦って、不織布を取り除いてお水をたっぷり飲んで頂いた。
そして、行灯(あんどん)仕立て風に、周りをグルリと囲う形で上を開けておいた。
カボチャ大好きと言うかウリ科の植物が大好きなウリハムシ(名前そのまんまやん!)は、直線飛行の虫らしく、こうして囲っておくと苗に近づけないらしい。これ以上姫を苦しめないでー!!!
と言うことで、2回死にかけたカボチャさん。どうぞ復活して元気になってくださいませ。次回「星になったカボチャ姫」とか予告しないからね!(笑)
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