フォーチュンありがとう! vol.1の続きです。
いつものと違って重たい(私的に)内容なので、あれだったらなんだったらスルーしてください。
頭は冷静で、でも押し寄せる気持ちだけがどうしようもなくて、フォーチュンを寝心地良いいつもの体勢に寝せてから、アタシはFacebookに、「フォーチュンが死んじゃった」って書いたんだよね。誰かに慰めて欲しいとかでは無かったんだけど、翌日が誕生日だったアタシ、数時間後に「お誕生日おめでとーー!!!」ってメッセージが届くってか、シアワセと好意で包まれるってのかがすごく嫌だったって変な冷静な感じだったのもある。非常に冷静ってか、別の所で別の感情ってか、まぁウマく言えないけれど、そんな感じ。
書いた後にしばらく呆然とフォーチュンをなで続けて呼び続けて、「なんでー?どうしてー?なんでー?」って言い続けてたと思う。なんか静かな家が落ち着かず、無駄にテレビも付けた。フォーチュンを見つけた瞬間の映像が頭の中で鮮明で鮮明で、窒息だなんて、なんて苦しい死に方しちゃったんだろうと、その瞬間のコトを想像した。遊びながら布に絡んじゃって慌てて外に出ようとしてもぞもぞしてたら逆にもっと絡まっちゃって、慌ててもがいてさらに絞まって、苦しくて苦しくてもがいてって所を想像すると、もう目も伏せたいというか、かわいそうでかわいそうでたまらなくなって、また大号泣。苦しかったよねぇ。助けて欲しかったよねぇ。と、ごめんねーっと言いながらまた泣き叫んでしまった。自分で首を絞めてみたらとても苦しかった。せめて瞬間でキュッて絞まっちゃって意識失って苦しまずに逝っちゃったんだったらよかったなって祈ったけれど、見つけた瞬間の表情を見ると、本当に苦しんだんだろうなって思って、申し訳なさと悲しさでもうどうにも出来なかった。
泣きながら撫でてたら体の硬直が始まって、それでもまだ呼び続けちゃったんだ。。。手足からだんだん冷たくなって行くフォーチュン。お目目を閉じてあげて、泣きながら撫でてた。
それから、窒息の時に出ちゃって、まだお尻についてた汚物を綺麗に拭いてあげて、肛門膿も絞ってあげて、少し伸びてた爪を泣きながら切ってあげた。「ここでお風呂とか入れたら正気の沙汰じゃないな」なぁんて冷静な自分の頭の片隅で思ったりもした。
感情の波がどばーーーって押し寄せては冷静になって、押し寄せては冷静になってって感じでどうしようも正気でいれなくて、何かしっかりしなきゃってのと、これは違う違うって現実逃避もあって、さらには何かホントに信じられなくて瞬間瞬間悲しささえも理解できない自分もいて、ぴたっって涙が止まって宙を見たり、また目線を落とすと泣き崩れたりとか、意味分かんない状態になって、誕生日に飲むつもりで買って帰ったシャンパンを開けたんだ。「いつもみたいに一緒に飲もーー!」って、フォーチュンをこれまたいつも通りに膝枕して飲み始めた。いつも通りじゃないのは、いつもは膝の上が定位置のように膝っ子だったフォーチュンは、この日だけ膝の上に座るのではなく、名の通りの膝枕で、頭をアタシの足に載せてるだけだったけれど。撫でながら撫でながら、ずっとおしゃべりしながら泣きながら飲み続けた。泣きながらも笑ってふつーに一人で喋り続けてたと思う。
家のチャイムが鳴ってびっくりした。こんな時間にチャイム鳴るってコトは、近所に住む大好きなものっそい信頼してる友達だって思ったってか分かった。その間にもらってたメールもメッセージもホント返事すらしんどくてできない人もいたりしたんだけど、無性にその友達に会いたくて、「ちょっと待っててねー」って、フォーチュンをまた膝から下ろしてそっと寝かせてから、インターホンに出た。やっぱりその友達で、「会ってくれる?」ってオートロックを開けれたんだ。私はしんどいときや辛い時、どんどんこもっちゃうタイプで、ホント人と接する事ができない。ちゃんとした自分じゃないといけないっていうか、あんまりホントのホントの意味の自分を出せないっていうか。なので自分で自分にびっくりした。インターホン出た自分にちょっとびっくりした。
でもこんなトキなのに週末までに汚い部屋化してて、週末に片付けよう位な気持ちだったので、「ごめん、部屋汚くて玄関先でいいかな?」ってフォーチュンを抱っこして玄関を開けた。友達は仕事の帰り道にFacebookを読んだらしくてそのままうちに寄ってくれたんだ。顔見た瞬間にアタシは友達の胸に寄りかかってすっごい泣いちゃった。友達も来た瞬間から泣いてた。アタシよりちっこくて色白でいつもカワイイその子の存在の大きさと暖かさっての、多分アタシは絶対に忘れないと思う。同時に初めて人と共有したコトで、フォーチュンがいなくなっちゃったのを、その瞬間に本当にちゃんと理解したんだ。理解しちゃったんだ。「明日仕事行く前に、お花持って来るね。綺麗なお花をいっぱいいっぱい持って来るね」って言って友達はその日帰宅した。本当にありがたくて、フォーチュンを愛してた人がいるってコトがとっても嬉しくて、犬2匹とアタシとで、夜中まで飲み続けた。頭の重さで足が痺れても、もうこの重さを感じることができなくなるということが寂しくて寂しくて寂しくて仕方がなくなりながら、ずっとおしゃべりした。。。
今日、昨日の記事を読み返して、自分でどうしよーーもなくなってしまって尋常でいられなかったのでしばらくは読み返しません。でも大事な作業なので読み返せない酷い記事ですが続けます。
懐かしみながら寂しがれる時に、このときの気持ちをちゃんと読み返したいと思います。
頂いたコメントも読んでます。ウマく言葉にできないけれど本当に嬉しいです。大事に大事に嬉しく受け止めながら、お返事書けない事許して下さい。
何とも・・・言葉が見つかりまへん・・・
フォーチュン、可愛い可愛いあほっ八を産んでくれて
ありがとね。
あなたと出会えて、八に出会えたこと、感謝しています。
またいつか会いたいな。